World Scan Report

世界の教育SaaS153サービスを全数調査。
「添削結果から教材が自動改訂される仕組み」を持つ製品は0件でした。

最高カバレッジはBoot.devの8段階中5段階。「AI添削 → つまずき検知 → 教材改訂 → 更新履歴」という後半のループを、教育提供者が使える製品として提供している例は、本調査の範囲では確認できませんでした。
当社は、この8段階を自社の経営者向けAIスクールで実際に回しています。あなたのノウハウを講座教材の形にするところから、その教材が勝手に良くなり続ける仕組みまで、受託でまるごと引き受けます。

153
調査サービス総数
(名寄せ後)
152
実在検証を
通過した件数
0
7段階以上を
カバーする製品
5
最高カバレッジ
(Boot.dev・8段階中)
Background

教材を作り、課題を出し、添削する。
その先が、人の手に残っています。

ここまでを支援するツールは数多く存在します。しかし「添削で見えた受講者のつまずきを、教材そのものの改訂へ戻す」工程だけは、多くの現場で担当者の記憶と気合いに委ねられたままです。

当社は自社のAIスクール運営でこの工程を実際に回しています。同じ課題をすでに解いている製品が世界にどれだけあるのかを確かめるため、教育支援SaaSの全数調査を実施しました。結果は、以下のとおりです。

Framework

調査対象とした8段階の閉ループ

教育提供の理想形を次の8段階と定義し、各サービスがどの段階をカバーしているかを1件ずつ判定しました。⑧のあとは①へ還流します。

価値定義・ノウハウ抽出該当 8件
スクショ手順教材該当 12件
概念解説動画該当 25件
課題提供該当 84件
AI添削該当 43件
つまずき検知該当 67件
教材自動改訂該当 20件
更新履歴公開該当 2件
前半:競合が厚い領域 後半:一気通貫の接続が空白だった領域
Findings

後半に進むほど、製品が消えていきます。

①価値定義・ノウハウ抽出
8件
②スクショ手順教材
12件
③概念解説動画
25件
④課題提供
84件
⑤AI添削
43件
⑥つまずき検知
67件
⑦教材自動改訂
20件
⑧更新履歴公開
2件

実在検証を通過した152件の内訳です。棒の長さは最大値(④課題提供84件)を100%とした相対値です。

8段階のうち7段階以上をカバーする製品は0件でした。最高カバレッジは Boot.dev の5段階です。

手順書生成ではScribeやTango、AI添削ではGradescopeやCodeGrade、AI動画ではSynthesia、つまずき検知ではアダプティブラーニング各社が、それぞれの段階で高い完成度の製品を提供しています。不足しているのは個々の機能ではありません。それらを一本の還流ループとして接続した形です。

指標結果
調査サービス総数(名寄せ後)153件
実在検証を通過152件
7段階以上をカバーする製品0件
最高カバレッジ5段階(Boot.dev)
⑧更新履歴公開を持つ製品2件
反証により除外1件
Our Offer 01

あなたのノウハウを、
売れる講座教材にします。

実務でAIを使いこなしている。聞かれれば説明できる。社内や仲間に教えたこともある。——それなのに、講座の形にはなっていない。この状態から、教材一式が並んで、明日から受講者を迎えられる状態まで持っていくのが、当社の最初の仕事です。

教材づくりは、だいたいこの5か所で止まります

  • 説明はできるのに、章立てにしようとすると手が止まる(何から教えるかが決まらない)
  • スライドを作り始めて、体裁とデザインで止まる
  • 動画を撮り直しているうちに、その週が終わる
  • 課題は作れても、採点の基準が自分の頭の中にしかなく、人に任せられない
  • 「どうせすぐ古くなる」と分かっているので、そもそも作り始められない

新しく書き起こす必要はありません。原料は、すでにある作業のログです。

ゼロから資料を書いていただくことはしません。あなたが実際に手を動かした記録と、口頭で30〜60分話していただいた内容が、そのまま教材の原料になります。

INPUT

お預かりするもの

  • 実際に手を動かした作業のログ、AIとのチャット履歴
  • 過去に教えたときの録画・音声・資料
  • 手元のメモ、スプレッドシート、既存のPDFやスライド
  • 30〜60分の口頭ヒアリング(言葉になっていない判断基準は、こちらで引き出します)
OUTPUT

お渡しするもの

  • カリキュラム(章立てと、各回の到達目標)
  • スライド教材(そのまま配れる公開URL付き)
  • 概念解説の動画教材(ナレーション音声つき)
  • 手を動かす課題と、採点の観点(ルーブリック)
  • これらを生成した元の仕様(次の章はご自身でも足せます)

本文・動画・課題・採点基準を同じ仕様から生成するため、「動画で言っていることと課題と添削基準が食い違う」ことが構造的に起きません。

できあがるものは、これです(自社スクールの実物)

下の3枚は、当社が自社の経営者向けAIスクール向けに、この方法で実際に制作して公開しているものです。同じ形式のものを、あなたのノウハウでお作りします。

自社スクールのカリキュラムを説明するスライド教材
①カリキュラム。何が並ぶのか、どれを拾えばよいのかという地図から作ります。受講者が最初に迷わないことを、教材の出発点にしています。実物のスライドを開く →
概念解説の動画教材の一コマ
②概念解説の動画教材。台本・スライド・ナレーション音声まで内製しています。撮影は不要で、顔出しなしでも成立します。
手を動かす課題ページ(提出条件とチェックリスト付き)
③課題ページ。手順・テンプレート・提出物の条件・確認リストまで書き出してあります。ここまで具体化してあるので、そのままAI添削の採点基準になります。実物の課題ページを開く →

あなたにお願いすること

  • 30〜60分、すでに知っていることを話していただく
  • 手元の素材(ログ・録画・メモ)のありかを教えていただく
  • 試作した1章を読んで、違うところを指摘していただく
  • 公開してよいかどうかを判断していただく

当社が引き受けること

  • ノウハウの言語化と、章立て・到達目標の設計
  • スライド・ナレーション音声・動画教材の制作
  • 課題と採点の観点(ルーブリック)の作成
  • 公開先への設置と、添削運用の立ち上げ

進め方

1

30分の相談で、教えることを1つに絞る

持っているノウハウのうち、どれが講座になるかを一緒に決めます。ここで「これは講座にしないほうがよい」と判断した場合は、その理由をはっきりお伝えします。

2

原料をお預かりし、1章分を試作する

スライド・動画・課題・採点基準まで、1章分を実物としてお見せします。全部を作る前に、出来上がりを見て判断していただけます。

3

章立てと文体を合意して、残りを量産する

試作で決まった型に沿って、残りの章を作ります。1章目でご指摘いただいた言い回しの癖は、以降すべてに反映されます。

4

公開先へ設置し、課題と添削の運用を引き渡す

既存の会員サイト・LMS・自社サイトのいずれでも設置できます。運用を自社で回すか、当社が代行するかは、この時点で選べます。

ここまでが前半です。そしてこの教材は、公開したあとも勝手に良くなり続けます。それが、今回の調査で世界に0件だった後半のループです。

その仕組みを見る →

Our Offer 02

その教材は、公開したあとも
勝手に良くなり続けます。

教材は、作った瞬間から古くなっていきます。当社がお渡しするのは、教材一式だけではありません。受講者がつまずいた場所が記録され、それを根拠に教材の改訂案が出てくるループごとお渡しします。これは本調査で世界に0件だった部分で、当社は自社の経営者向けAIスクール(OZ Magical AI School)で、実際の受講者のデータで運用しています。

世界の153サービス / 各段階に該当した製品数(色が濃いほど競合が多い)
8件
12件
25件
84件
43件
67件
20件
2件
OZ8の自社スクール / 実際に運用している段階(8段階すべて)

①価値定義・ノウハウ抽出/②スクショ手順教材/③概念解説動画/④課題提供/⑤AI添削/⑥つまずき検知/⑦教材改訂/⑧更新履歴公開

本調査で「7段階以上は0件」と判定した基準は、第三者の教育提供者が使える製品として提供されているかです。当社の運用も自社スクール内の実装であり、この基準では製品としてカウントしていません。だからこそ、製品の完成を待つのではなく、受託という形でそのままお渡しします。

How it works

受講者がつまずいた瞬間から、
教材が直るまで。

1周は、次の7ステップで進みます。人が判断する場所と、機械に任せる場所を分けてあります。

1

受講者が課題を提出する

チャットでもLMSでも、提出物を取り込みます。誰のどの課題かは、提出時点の教材の版に固定されます。

2

AIが添削する

章ごとに定義した採点基準(ルーブリック)に照らして採点します。点数・合否・コメントが根拠つきで出ます。

3

つまずきを記録する

「どこで詰まったか」を型に分類して残します。手順の抜け、課題文の曖昧さ、前提知識の不足など。感想ではなく記録として蓄積します。

4

教材の改訂案をつくる

同じ箇所のつまずきが積み上がると、「教材のどの文を、どう直すか」の差分案が、観測を根拠として生成されます。

5

人が承認する

ここは必ず人が判断します。根拠のない改訂は通りません。AIが勝手に教材を書き換えることはない設計です。

人の承認が必須
6

新しい版を公開する

承認された差分だけを反映した新版を公開します。旧版で学習中の受講者の採点基準は、旧版のまま固定されます。学習の途中で基準が変わることはありません。

7

旧版で学んだ人へ、変更点を届ける

「あなたが学んだ時から変わった点」を差分として通知します。改訂が、すでに学び終えた人にも届きます。

このループで実際に改訂された、自社スクールの課題ページ
実際にこのループで改訂された課題ページです。ある受講者の提出をAIが添削した際に「課題文の解釈が割れる」つまずきが観測され、それを根拠に文面を改訂して公開しました。同じ箇所では別の受講者にも同種のつまずきが記録されており、改訂の必要性を裏づけています。改訂版で同じ課題が詰まらずに通ることは、実機の通し検証で確認しています。

現時点で確認できていること

  • 実際の受講者のデータで、提出から教材改訂・公開までのループを2周完走しました。
  • AIの採点結果と、当社代表が手作業でつけた講評が実質的に一致することを確認しています(採点の較正)。
  • 自社スクールの149レッスンを棚卸しし、課題のある118レッスンを機械検証できる仕様として登録済みです。
  • 教材の本文・動画・課題・採点基準は同じ仕様から生成するため、「動画と課題と添削基準の食い違い」が構造的に起きません。
Before / After

添削は、受講者ひとりで終わるか、
教材に残るか。

よくある運用

  • 添削のコメントは、提出した本人にだけ届いて終わる
  • 同じ場所で何人が詰まっても、教材は去年のまま
  • 改善は、気づいた担当者が覚えている間だけ続く
  • 教材を直しても、旧版で学んだ人には伝わらない
  • 動画・課題・添削基準が別々に更新され、少しずつ食い違っていく

このループを入れた場合

  • 添削の結果が、つまずきの記録として教材側に残る
  • 同じ箇所の詰まりが積み上がると、改訂案が根拠つきで出てくる
  • 改善が担当者の記憶ではなく、仕組みとして続く
  • 旧版で学んだ人にも「変わった点」が届く
  • 本文・動画・課題・採点基準が同じ仕様から生成され、ズレない
Services

どこから引き受けるかは、選べます。

まだ講座になっていない方は01から、すでに講座をお持ちの方は02からになります。どちらも、まず1章分だけの小さな範囲で始められます。

01 / BUILD

教材の立ち上げ支援

ノウハウはあるが、講座の形になっていない方へ。作業ログと口頭ヒアリングを原料に、教材一式を組み上げます。

  • ノウハウの言語化と、章立て・到達目標の設計
  • スライド・ナレーション音声・動画教材の制作
  • 手を動かす課題と、採点の観点(ルーブリック)
  • 公開先(会員サイト・LMS・自社サイト)への設置
  • 納品物:教材一式と、それを生成した元の仕様

まず1章分を試作してお見せします。出来上がりを見てから、残りを進めるかどうかを判断していただけます。

02 / LOOP

添削とループ運用(1章のPOCから)

すでに講座があり、添削の負荷や教材の陳腐化で困っている場合はこちらです。1章を選んで、ループを一周させるところから始めます。

  • 課題・採点基準の設計と、AI添削の較正
  • つまずきの記録から改訂案が出るまでの実装
  • 改訂の承認フローと、新版公開・差分通知の接続
  • 提出物の添削運用と、教材改訂ループの継続代行

ヒアリングとスコープ設計は無償です。NDAを締結したうえで着手し、着手前に範囲と金額を確定します。

03 / TRAINING

導入研修(人材開発支援助成金 対応)

外注ではなく、貴社のチームが自分でループを回せるようになるための研修です。現役の実装者が直接講師を務めます。

  • 貴社の実際の講座・業務を題材にしたハンズオン
  • 中小企業は経費助成75%。ただし受講者1人あたりの上限があり、訓練10時間以上100時間未満で30万円、100時間以上200時間未満で40万円、200時間以上で50万円です(eラーニング・通信制を含む場合は15万円)
  • 当社は、この上限を使い切る時間数と金額でカリキュラムを設計します

計画届は研修開始の1ヶ月前までの提出が必要で、制度は2027年3月末までの時限措置です。支給の可否は労働局の審査によります。

こんな方に向いています

  • 実務でAIを使いこなしているのに、それが講座や教材の形になっていない(人に聞かれるたび、口頭で説明し直している)
  • 社内研修や勉強会で教えた経験はあるが、資料がその場限りで残っていない
  • 教材を作り始めては、動画の撮り直しや資料づくりで止まってしまう
  • すでに講座はあるが、添削の負荷が講師に集中し、受講者数を増やせない
  • 教材の改訂が、担当者の記憶と気合いに依存している
  • 動画・課題・添削基準がバラバラに更新され、食い違いが出ている

先にお伝えしておきます

  • この仕組みは、誰でも申し込めるSaaSとしては提供していません。受託・POCの形で、貴社の講座に合わせて個別に構築・運用します。
  • 制作した教材の権利は、原則としてお客様に帰属します。当社の実績として社名を出すかどうかも、お客様の判断です。
  • AIの採点結果がそのまま教材に反映されることはありません。改訂は必ず人の承認を通します。
  • 通知チャネル(メール・チャット・LMS)は、貴社の運用に合わせて導入時に接続します。
  • 受講者の提出物を扱うため、個人情報の取り扱い方針と同意の取得方法を、着手前に一緒に決めます。
The Closest Case

参考:唯一、閉ループに近かった実例

本調査で最も閉ループに近かったのは Boot.dev でした。正解までの試行回数・模範解答の閲覧数・AIチャットの利用数を加重した難易度スコアでつまずきを定量的に検知し、学習者からの問題報告をAIで自動分類して改善の優先度を判定、月次ニュースレターでコースの変更点を公開しています。

ただしこれは同社が自社の学習サービス内部で運用しているものであり、第三者の教育提供者が使えるSaaSとしては提供されていません。「閉ループの仕組みを提供者向けに製品化したもの」は、本調査の範囲では空白のままでした。

Method

30体の並列調査 + 5体の敵対的検証

領域別に並列で走らせた調査エージェントが収集した全サービスを、別系統の検証エージェントが「本当に存在するか」「その機能は実在するか」の観点で敵対的に検査しています。この調査自体が、当社が受託開発・POC検証で用いているマルチエージェント調査手法の実適用例です。

30体
領域別の並列調査

LMS・オーサリング・自動採点・アダプティブ学習など、領域を分割して同時に探索しました。

5体
敵対的な信憑性チェック

収集結果を鵜呑みにせず、公式サイトの一次情報に当たって反証を試みる役を別に立てました。

1件
反証により除外

Smodin Grader は反証が成立したため、最終集計から除外しています。判定根拠もレポートに掲載しました。

調査レポートに掲載しているカバレッジ・マトリクス
公開レポートのカバレッジ・マトリクスです。153サービスそれぞれについて、8段階のどこをカバーしているかと、検証の結果(検証済/一部訂正/未検証)を1件ずつ掲載しています。

レポートはカバレッジ・マトリクスを含め、判定の根拠まで全文を無償公開しています。特定製品の優劣を主張するものではなく、当社が自社の意思決定のために行った調査をそのまま公開したものです。

https://okazaky.xsrv.jp/edu-saas-research/ →

Why OZ8

机上の空論を出さないために、まず自社で使い倒しています。

掲載している数値はすべて自社環境の実測値です。受託案件のスコープ感や、研修のレベル設計の目安としてご覧ください。

20期
2006年創業
第20期決算を完了し、現在21期目です。
116件+
自社内製システム
直近4〜5ヶ月で内製。うちコアAI業務システム14件以上が稼働中です。
上位0.1%
Claude Code 活用度
第三者評価。推定1,000人に1人の水準とされています。
1,068話
音声の自動文字起こし
13,447分(約224時間)を$80.68で処理。1話あたり約11.3円です。

教材ループのほかに、AI受託開発(Amazon SP-API連携、業務自動化、iOSネイティブアプリなど)と、2〜4週間のPOC検証も承っています。

Contact

まだ講座になっていないノウハウを、
ひとつ聞かせてください。

講座がまだ無くても構いません。むしろ「頭の中にはあるが、形になっていない」段階からのほうが、こちらの仕事は効きます。まずは30分、いま人に教えられることを話していただくところから始めます。無償・NDA対応です。相談の時点で「これは講座にしないほうがよい」と判断した場合は、その理由をはっきりお伝えします。

30分の相談を申し込む(無償)

次の3点をお書き添えいただけると、初回から具体的な話ができます。①いま人に教えられること ②過去に教えた形跡(研修・勉強会・チャットでの説明など、断片で構いません)③受講者になりそうな人の心当たり。すでに講座をお持ちの場合は、形式・受講者数・添削の有無をお知らせください。

info@oz8.org へ相談する

先に判断材料を読む

153サービスのカバレッジ・マトリクスと判定根拠の全文です。登録もメールアドレスの入力も不要でご覧いただけます。調査レポートへのご質問だけでも構いません。

レポート全文へ
Company

会社概要

商号OZ8株式会社
代表者代表取締役 岡崎よしあき
所在地長野県岡谷市山手町1-8-1
設立2006年6月7日(第20期決算完了・現在21期目)
法人番号7010001116597
事業内容AI受託開発、POC検証、法人向けAI社内研修、EC事業、OEM商品開発、不動産事業
お問い合わせinfo@oz8.org(広報担当)